電子制御工学科とは?

 電子制御工学科は、今日の生産現場に欠かせない"メカトロニクス"を学べる学科です。"メカトロニクス"とは、機械工学・情報工学・計測制御工学・電気電子工学の4つの専門分野と、各分野同士間のつながりを理解し、組み合わせることによって、複雑な動作や機能を実現するものです。 皆さんが普段使っている電化製品などは、このメカトロニクスの考えで作られています。そして,新しい製品を生み出す斬新・独創的なアイデアは、 幅広い知識を組み立てることによって生まれてきます。

 将来、"現場"で使えるクリエイティブな知識と経験を身に着けることができるのが、この電子制御工学科最大の特徴と言えます。

幅広い授業内容+実践型授業で知識・技術を確実に会得!

電子制御工学科の授業は多岐に渡ります。そして学んだ知識を自分のものにするためには、講義で学んだ理論や知識を実際に行い、そのやり方を体に覚えさせること、いわゆる"実践"が重要になってきます。電子制御工学科ではこの実践教育に力を入れており、実験・実習・演習などの実習系教科が全専門科目の1/3を占めています。とくに、4年次に開講されている「システム設計製作(旧カリキュラムにおける実践システム設計)」では、学生がグループを組み、競技課題を実現できる独創的なアイデアを考え、そのアイデアを具体化できる自律型ロボットを共同作業で作製しています。 そして、グループ毎に作製したロボットを使って、学科内ロボコン(=ロボットコンテスト)を開催し、ロボット毎の性能を競っています。

このようにして、自らのアイデアを実体化にしていく=実践力を身につけていきます。

カリキュラム

電子制御工学科では、5年間で以下の科目を学習します(専門科目のみ記載)。

学科紹介ビデオ